息子は生後7か月のときに市の健診で発育の遅さを指摘され、PT(理学療法)を勧められて通い始めました。首の座りも寝返りもかなり遅く、ただそれを強化するための一時的な訓練だと思っていましたが、途中で自閉症と診断され、1歳過ぎからはOT(作業療法)、2歳からはST(言語療法)と結局9年間訓練に通いました。
こちらに引っ越す際、PTの先生から訓練の継続を勧められたものの、病院もわからず放置していましたが、息子の担任の先生から股関節の動きの悪さを指摘されたのをきっかけにまた今月よりこちらでもPTを受けることになりました。
嫌がる息子をなだめながら診察を待ち、訓練のオーダーを出してもらってようやくPT室へ。
診察室では泣きべそをかいていましたが(大の病院嫌いです!)、訓練室に入るとパッと表情も明るくなりお気に入りの絵本はないかと探し回っていました。
先生が上手に息子の気を引きながら股関節の可動域をチェック。ベッドにも機嫌よく寝転がってくれ、心配したパニックはほとんど見られませんでした。股関節もそれほど固いというわけでもなく心配なさそう。体幹が安定していない方が気になるということでそちらも
サポートして頂くことになりました。
病院は何度行っても慣れてくれませんが、訓練に9年通っていたおかげで訓練室は慣れ親しんだ場所。場所見知りもある息子が初めての訓練室にすんなり入れたのはすごいことです。息子の成長を感じました。
ただこれまでは、やりたくない訓練でも最後まですごく険しい顔をして真面目に取り組んでいたのに、最近は「楽をする」ことを覚えたようで、先生の指示が聞こえているのに無視したり、自分の世界に入り込んでしまったりと、これまた別の成長が…。しっかり自己主張できるようになっているのは嬉しいのですが、単なるわがままではいけません。
訓練を通じて、頑張る時間、休んでもいい時間などとメリハリのつけ方も覚えていって欲しいですね。
訓練の先生との相性も良く、これからの訓練が楽しみです。
今後訓練を通じて気づいたことなどもアップしていこうと思っています。
松本
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