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入りやすい浴槽の高さとは?(2.段差の解消・3.滑りの防止のための床の材料の変更)

浴室改修工事

介護リフォームの中でも比較的多いのがお風呂の改修です。
足の筋力は高齢者になると健康な場合でも若い時よりも約7割まで落ちると言われています。湯船につかるには足を持ち上げ浴槽をまたぐ必要があるので、ふらついて転倒してしまう事故に繋がりかねません。滑りやすい浴室は手すりの設置と共に浴槽の形状についても考えていきたい場所です。

浴槽の縁までの立ち上がりの高さは40~45センチ程度

従来の和風の浴槽の高さは60~65センチが主流でしたが、現在は洗い場の床面から浴槽の縁までの立ち上がりの高さは40~45センチ程度のものが多くなっています。従来のものと比較しても断然またぎやすくて安全ですよね。
ただ低い方が安全なのかというと決してそうではなく、あまり低いとバランスを崩して転倒してしまう危険性があるので注意が必要です。

浴槽の深さは50~55cm程度、浴槽の縁の幅は15cm程度

浴槽の深さは50~55センチ、浴槽の縁の幅は15センチあると腰かけての移乗もスムーズに行うことができます。あまり細いと腰かけて移乗する際不安定になるし、そうかといって広すぎても今度はまたぐのが大変になるので利用する人に合ったものを選ぶようにしましょう。

浴室内の危険リスクを避け毎日安心してバスタイムを楽しんでもらいたい。

風呂場での死亡者数は交通事故の約4倍との統計もあるほど浴室はリスクを伴うもの。安全に入浴できるよう、今一度ご家庭のお風呂をチェックしてみませんか?

遠方にお住まいでなかなかご両親の様子を見に行けないという方もどうぞお気軽に弊社へお問合せ下さい。

松本

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